◆ニキビの原因
1 毛穴の汚れ・皮脂の分泌
一般的なニキビとは毛穴にたまってしまう皮脂や古い角質、汚れ等です。
皮脂と角質が混じり合うと「コメド」と呼ばれるかたまりができます。
これがニキビの初期段階です。
そのコメドを栄養にして、アクネ菌が繁殖します。
皮膚のアクネ菌が増えると、皮脂を分解し、不飽和脂肪酸であるポリフィリンという物質を毛穴から排出しています。
このポリフィリンという物質が大量の活性酸素を発生させています。
活性酸素が増えると周辺の健康な細胞まで刺激して炎症を起こし、新たなニキビの原因となります。
ニキビの種類には白、赤、黒、黄色ニキビがあります。
【 白ニキビ 】
毛穴の中の皮脂がアクネ菌の作用で分解され、不飽和脂肪酸に変わり、それが毛穴を刺激して炎症を起こしたタイプで、痒み・痛みがある場合が多い。
※ 皮脂は皮膚表面にあれば皮膚を守るために役立ちますが、毛穴の中で増えるとアクネ菌に感染し、毛穴の内壁を刺激して炎症を起こす悪役に変わります。
【 赤ニキビ 】
角質が硬く、厚くなると毛穴が完全に塞がれてしまい、真皮の深い部分でも炎症や化膿を起こします。
外皮に出せない為に皮脂分泌によって毛穴を膨らませ、同時にアクネ菌の感染により大きく炎症や化膿を引き起こしやすいタイプです。
※ 炎症を起こしているアクネ菌は、外部から侵入してきた化膿菌ではありません。もともと皮膚に住んでいる常在菌です。
これらの菌は皮脂が栄養素であり、空気には弱いという性質を持っているので、毛穴が閉じてしまうと、益々活発になります。
【 黒ニキビ 】
毛穴が完全に塞がれずに狭くなった状態で外皮に出てきた皮脂が汚れや酸化によって黒く見えるタイプです。
※毛穴が完全に塞がれてできるものが赤ニキビ。
【 黄色ニキビ 】
白ニキビが進んだ状態であり、皮膚内部で化膿したタイプです。
2 お肌の乾燥(水分、皮脂不足)
ニキビケアにおいて多くの方が間違いやすい点としてニキビ=脂症との思いこみから必要以上に皮脂を洗い過ぎるようです。
このことがお肌を乾燥状態にし、肌が自らを乾燥から守ろうと、逆に皮脂を出そうとします。
そしてまた必要以上に皮脂を洗い流す・・・・
こうやって繰り返しているうちにお肌に元々備わっている自活力(自らを健やかに保とうとする力=バリア機能)を低下させ、正常なお肌の生まれ変わり=ターンオーバーが 促進されずに、お肌は乾燥しているのに、ニキビが出来やすい状態に陥ります。
また、殺菌剤や制菌効果をもたらす成分を含んだ製品は短期的にはニキビに対して効果があるように思えても、もともとお肌にいる常在菌を殺してしまい、 肌環境を著しく悪化させてしまいます。
ニキビのみならず乾燥肌、敏感肌となり、改善までには大変な努力が必要となってしまいます。
3 便秘
便秘になると消化された食物が腸内に長く滞留し、分解物が異常発酵し有毒物質を発生します。
有毒物質が腸内から吸収されると、肝臓の負担を増やすことになりニキビが悪化してしまいます。
便秘の原因には、不規則な生活、加工食品の食べすぎなど色々あります。
4 ホルモンバランス
女性ホルモンは、体脂肪が20%ないと正常に機能しません。過度のダイエットは禁物です。
皮脂の分泌は、男性ホルモンと女性ホルモンの働きによって、コントロールされています。
このホルモンのバランスが崩れると、皮脂の分泌が盛んになり、ニキビのできやすい状態になります。
【女性の生理周期】
卵胞ホルモンに対し黄体ホルモンが急増するため、生理前に増悪するのです。
生理前の約2週間、つまり排卵があってから次の生理が始まるまでを『黄体期』と呼びます。
黄体ホルモンには男性ホルモンと同じように、皮脂の分泌を高める働きがあるため、『黄体期』にはニキビができやすくなったり、悪化しやすくなります。
男性ホルモンが多い人は皮脂量も多いし、生理が不順な人は黄体ホルモンのバランスがくずれて、ニキビができやすい状態になります。
【思春期】
思春期になると男性ホルモンを分泌する副腎が活発になります。女性は卵巣の成熟がこれに伴わないと相対的に卵胞ホルモンより黄体ホルモンの比率が高くなり、 必要以上に皮脂を分泌します。
これがスムーズに外皮に出されてしまえば、ニキビにはならないのですが、お肌も成長過程であり、肌が生まれ変わりる周期=ターンオーバーに対して 皮脂分泌量が多すぎると、皮脂が毛穴に詰まりニキビとなるのです。
5 ストレス・環境の変化
ストレスで自律神経が不安定になると、ホルモンのバランスがくずれて皮脂腺が活発になってニキビができやすくなります。
自律神経は、脳から内臓、皮膚の血管まで全身に張り巡らされていて、交感神経と副交感神経の相互作用によってそれぞれの働きをコントロールしています。
イライラや不平不満などの悪感情が募り、交感神経ばかりが作用し続けると、筋肉に血液が集まり、皮膚の血行が悪くなるのでやはりニキビが出来やすくなります。
6 脂っこい食事や、甘いもののとりすぎ・偏った食事
バランスの良い食事をとらないと、ニキビの原因となります。 特にビタミンは大切です。
ビタミンAの欠乏により、毛穴の角質増殖が進みます。
ビタミンB郡の欠乏も皮脂腺の働きが活発になり、ニキビを発生しやすくします。
甘い物の摂り過ぎは、血液が酸性になり細胞の働きが悪くなると共に、皮膚が菌に対する抵抗力も低下します。
皮脂の代謝をコントロールするのは、レバーやチーズに多い【ビタミンB2、B6】。
角質の代謝をよくするのは、にんじんやかぼちゃ、パセリなど緑黄色野菜に多い【ビタミンA】。
ニキビ表面の酸化を抑制したり新陳代謝を高めるのは、アボガドや卵黄に多い【ビタミンE】とフルーツに多い【ビタミンC】。
さらに、便秘を解消する”食物繊維”をとれば理想的です。
食物繊維を多く含むのはごぼうや海藻類で、反対に控えたいのは、皮脂分泌を高める動物性脂肪を多く含む肉類やバター、甘い物やスパイスの効いた刺激物です。
インスタント食品・スナック菓子は、食べる前から(製品のうちから)既に過酸化脂質になったものが多く、これらの物を沢山食べると分泌される皮脂は当然、 過酸化脂質であるため、ニキビを悪化させます。
7 顔に触れるような服装・髪型、癖
頬やあごに髪や服があたると、刺激でニキビを悪化させます。
毛先が顔にあたったり、タートルネックが首すじにあたったりする刺激でニキビができやすくなります。
寝るときに顔に触れる枕や布団等も、清潔に保つことが重要です。
※髪型に起因するものにはヘアスタイリング剤も大きな要因となります。
意外に多い原因に【癖で触ってしまう】ということがあります。
自分では気付いていないケースが多いので、家族や知り合い等に確認し、注意しましょう。
8 シャンプー
市販のシャンプーやリンスがお顔や背中に付いてしまうこともニキビの原因となります。
シャンプーに含まれる大量の石油系合成界面活性剤やシリコン等の化学物質は、シャワーで15分間すすがないと完全には落ちないと言われています。
せっけんシャンプーやノンシリコンのアミノ酸シャンプー等お肌に優しいシャンプーを選び、洗髪時やすすぎの際には下を向いて行うなど工夫して下さい。(※血が上らないように注意が必要です)
9 日焼け
日焼けをすると、防御しようと肌表面の角質が厚くなり毛穴をふさぐために、コメドの数が増えて、ニキビを悪化させます。
紫外線によってダメージを受けた角質細胞がひからびて、肌の自活力(自らを健やかに保とうとする力=バリア機能)が低下します。
紫外線でメラニンが増えやすくなり、ニキビ跡がより濃いシミになりやすくなります。
紫外線の影響によって、炎症を起こし始めた毛包に発生した活性酸素が増え、毛包が内側から傷めつけられます。
炎症がひどくなると毛包の壁が破れ、皮脂が真皮に漏れ出して、ニキビがさらに広がっていきます。
10 内臓が弱っている
ストレスや過労で内臓が弱っていも、ニキビが出来やすくなります。
肝臓は、解毒作用・栄養の貯蔵庫として働いています。たんぱく質やビタミンを貯え、必要なときに出す。
ホルモンの代謝もつかさどっていて、不要な黄体ホルモンを壊したりする働きもあります。
肝機能が弱っている際のニキビは頬にできやすと言われています。
ストレスで胃腸の働きがにぶったり、加工食品ばかり食べていると、腸内細菌が減ります。
また、胃腸が弱ると、ビタミンが吸収されにくくなり、口の周りにニキビができやすいと言われています。
◆ ニキビにならないお手入れ ◆
ニキビのお手入れのポイントは3つあります。
1つ目は”汚れをきちんと落とす”ことです。
これは単に洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシ洗うと言うことではありません。却って逆効果です。
お肌に必要な皮脂は残しつつ、汚れや不必要な皮脂はしっかりと落とすことが重要です。
2つ目は”保水”です。
「保湿」に注力する方は多いのですが、お肌の水分バランスが悪い状態でいくら「保湿」しても改善されません。
カラカラの大地にいくら肥料をまいても肥沃な土地へは生まれ変わりません。
水分をしっかりと与えたのちに保湿しましょう。
3つ目は”栄養補給&保湿”です。
水分バランスの整ったお肌に必要な栄養を与えると同時に、水分を逃がさない様に「蓋」をする役目でです。
これらの3つのお手入れを実施するにあたって、最適なアイテムにて行わないと改善どころか悪化することとなりかねませんので 十分にご注意下さい。
私共のアクネリアシリーズであれば天然植物成分の力だけで上記の3つのポイントをクリアできるように処方しておりますので 安心・安全はもとより、【本物】だからこそ実感して頂ける作用がございます。
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開いてしまった毛穴にも効果大です。
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お肌の生まれ変わり周期=ターンオーバーは約1カ月です。
それを3回繰り返す頃にはニキビが出来辛く、出来てしまっても治りが早くなったことを実感して頂けるはずです。
アクネリア洗顔・パックだけでも効果をお感じ頂けることでしょうが、シリーズでお使い頂いた方がより早く、より継続して頂けると存じます。
勿論、お化粧品は薬ではございませんので、全ての方にお約束できることではございませんが、思うような結果が伴わない場合には「何か」が正しく行われていない可能性が高いとお考え下さい。
私共はお客様一人一人に無料でカウンセリングサービスを実施しております。
お肌は十人十色。
生活環境も違えば、食生活も違います。
是非私たちに最適なお手入れのアドバイスをさせて下さい。
目標はお客様と同じなのです。
皆様のより健やかで美しい素肌の為に私共が少しでもお役に立てましたら幸いです。
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